<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<feed xmlns="http://www.w3.org/2005/Atom">
    <title>物理屋往復書簡</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://linear-collider.org/dialogue/" />
    <link rel="self" type="application/atom+xml" href="http://linear-collider.org/dialogue/atom.xml" />
   <id>tag:linear-collider.org,2008:/dialogue//1</id>
    <link rel="service.post" type="application/atom+xml" href="http://linear-collider.org/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=1" title="物理屋往復書簡" />
    <updated>2008-08-27T22:26:33Z</updated>
    <subtitle>物理学者と素粒子好きのみなさんとの、ILC（リニアコライダー）にまつわる対話集。</subtitle>
    <generator uri="http://www.sixapart.com/movabletype/">Movable Type  3.2-ja-2</generator>
 
<entry>
    <title>8月24日（日）国際ガンダム学会準備会議</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://linear-collider.org/dialogue/2008/08/824.html" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://linear-collider.org/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=1/entry_id=188" title="8月24日（日）国際ガンダム学会準備会議" />
    <id>tag:linear-collider.org,2008:/dialogue//1.188</id>
    
    <published>2008-08-27T22:25:58Z</published>
    <updated>2008-08-27T22:26:33Z</updated>
    
    <summary>皆さま 先日お話した「 国際ガンダム学会準備会議 」に行ってきました。 事務局に...</summary>
    <author>
        <name>admin</name>
        
    </author>
            <category term="takahashi" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://linear-collider.org/dialogue/">
        皆さま

先日お話した「 国際ガンダム学会準備会議 」に行ってきました。
事務局によると、当初学会の設立シンポジウムを企画していたのですが
著作権者との関係で、今回は準備会議としたそうです。
近いうちに設立会議を開催したいとのことでした。

会議の参加者は、一般入場者を含む約 100 名。
報道関係者も結構来ていました。
設立発起人の方からの基調講演の後、言語学、医学、心理学の観点から
ガンダムワールド研究の可能性に関する講演がありました。

「 ガンダムワールドでは共通言語があるのか。
　あるとしたらどのようなものになるのか？」
「 医学はどうなっているのか？」
「 危機管理は？」

などなど、ガンダムを共通のモチーフとした学術研究の可能性について
講演がありました。
どれも大変興味深いものでした。

私は『 ガンダムと加速器と未来社会 』というタイトルで
話をしました。

「 ガンダムでは加速器が活躍している 」
「 ガンダムに描かれている未来社会を切り開く加速器科学 」
ということを、ILC を紹介しながら話し
「 ILC で構想されている数千人の科学者や技術者人が
　世界中から集まる国際研究都市は地球連邦のプロトタイプと考えられる。
　加速器科学とガンダム学会が協力して、盛り上げていこう。」
ということで締めくくりました。

既に web 等で報道されていますが、そのうちのいくつかでは、私が
「 ガンダムに登場するビームライフルやメガ粒子砲などは、
　決して荒唐無稽ではない。ガンダムに登場する科学でも、
　今の技術を応用すれば切り開ける部分もある 」
と言ったことになっています。
後半は良いのですが、ビームライフルやメガ粒子砲に関しては
このような言い方はしていません。
真意を正しく伝えるのは難しいものです。

講演のあと何人かの方が、話かけてきました。
みなさん私の想像以上に（ と言ってはいけませんが ）
全長 40 km の直線加速器計画に興味を持たれたようです。
これはうれしい誤算でした。

その後の懇親会も含めて、
かなり感触は良かったと思うのですが、それは今後のガンダム学会との
話の進み具合として表れてくると思います。
まだ始まったばかりですが、今後が楽しみです。

高橋徹より
        
    </content>
</entry>
<entry>
    <title>国際ガンダム学会準備会議</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://linear-collider.org/dialogue/2008/08/post_70.html" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://linear-collider.org/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=1/entry_id=187" title="国際ガンダム学会準備会議" />
    <id>tag:linear-collider.org,2008:/dialogue//1.187</id>
    
    <published>2008-08-23T12:27:17Z</published>
    <updated>2008-08-23T15:51:00Z</updated>
    
    <summary>皆さま ここ数日少し涼しくなって来ましたが、今年の夏は暑かったですね。 夏バテと...</summary>
    <author>
        <name>admin</name>
        
    </author>
            <category term="takahashi" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://linear-collider.org/dialogue/">
        <![CDATA[皆さま

ここ数日少し涼しくなって来ましたが、今年の夏は暑かったですね。
夏バテと言うわけでは無いのですが、往復書簡も少しお休みでした。

ところで、<strong>「 国際ガンダム学会 」</strong> が設立されることになり
その準備研究会が、明日広島で開催されます。
<a href="http://www.hiroshima-animation-biennale.jp/">http://www.hiroshima-animation-biennale.jp/</a>
先日設立された、先端加速器科学技術推進協議会の方から頼まれて
私がコンタクトしたのですが
準備会で話題を提供することになりました。

『 ガンダムと加速器と未来社会 』 というタイトルで話をしてきます。
学会は文化系の研究者が主体で、
未来都市について研究することが目的なのですが、
「 未来都市には加速器とその関連技術が広く使われている 」
との観点から、ガンダム学会と協議会の相互交流をやろうという趣旨です。

そもそもの発端は、協議会関係者の飲み会で
「 ガンダムには加速器がたくさん使われている 」 という話題で
盛り上がったことだそうです。（ 私はその場には居合わせませんでしたが ）

科学技術的観点からも、
ガンダムワールドと加速器科学は密接に関連していますが
ILC 研究所は世界中から何千人もの人が集まる街になります。
コロニーや地球連邦のプロトタイプと言えるかもしれませんね。

ガンダム学会と加速器科学協議会が上手く協調して
盛り上がるように話をしてきたいと思っています。

研究会の顛末はまた報告します。

高橋徹より]]>
        
    </content>
</entry>
<entry>
    <title>グラショー教授の想い出</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://linear-collider.org/dialogue/2008/08/post_66.html" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://linear-collider.org/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=1/entry_id=184" title="グラショー教授の想い出" />
    <id>tag:linear-collider.org,2008:/dialogue//1.184</id>
    
    <published>2008-08-07T14:42:44Z</published>
    <updated>2008-08-07T14:43:22Z</updated>
    
    <summary>皆様 山本さんが紹介してくれたグラショー教授について、 ひと言だけ触れておきたい...</summary>
    <author>
        <name>admin</name>
        
    </author>
            <category term="iwata" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://linear-collider.org/dialogue/">
        <![CDATA[皆様

山本さんが紹介してくれたグラショー教授について、
ひと言だけ触れておきたいことがあります。

教授は、（社団法人）国際経済政策調査会が主催する<strong>加速器科学研究会</strong>で、
今までに 2 度講演してくれました。
1 回目は、 2002 年 3 月に
『 科学と技術を牽引する高エネルギー物理学 』 というタイトルで、
そして 2 回目は、翌年 5 月に
『 ニュートリノについて 』 話してくれたのです。
聴衆のほとんどは国内企業からの方々です。

グラショー教授は白髪長身で、紳士ここにあり、
といった雰囲気がありました。
それに、端整でわかりやすい英語でした。
もちろん、日本の聴衆向けにやさしく話してくれたんでしょうが…。

教授の話には、基礎科学を強力に進めることに何とか役立ちたい、
という意欲を感じました。
第 1 回のタイトルからも想像できるでしょう。

非常に印象的だったことがあります。
結論を言い終った教授は、
「 自分はこの講演を一方通行のセミナみたいにしたくないんだ、
対話することが聴衆にとって、とても大事なことなんだ 」
と話しかけて質問を催促しました。

そして質問があるたびに、
「 すばらしい質問ですね 」
と十分にほめあげてから答え始めていました。

大学でも対話を重視した講義をやってるんだろうと、
つくづく向こうの学生がうらやましくなりました。

司会を任せたような形になった僕は、英語聞き取りに集中できました。

岩田正義より]]>
        
    </content>
</entry>
<entry>
    <title>Re：英語と敬称</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://linear-collider.org/dialogue/2008/07/re_30.html" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://linear-collider.org/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=1/entry_id=183" title="Re：英語と敬称" />
    <id>tag:linear-collider.org,2008:/dialogue//1.183</id>
    
    <published>2008-07-24T13:42:16Z</published>
    <updated>2008-07-24T13:50:57Z</updated>
    
    <summary>皆様  Lisa のことを書く前に、先日の 「英語と敬称」 についての 返信を書...</summary>
    <author>
        <name>admin</name>
        
    </author>
            <category term="yamamoto" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://linear-collider.org/dialogue/">
        <![CDATA[皆様

 Lisa のことを書く前に、先日の 「英語と敬称」 についての
返信を書きました。


高橋さんがおっしゃっている 「英語と敬称」 は
僕自身ときどき考えさせられる問題です。

お互いよく知っている関係の場合、
米国では自分の指導教官でも first name で呼ぶのが普通でした。
僕の博士課程の指導教官は Barry Barish でしたが、
呼びかける時は “Barry” で、“Professor Barish” は考えられない。
一方、大学の講義で学生が初めて教授に質問をする際などは 
たいてい Professor 誰々と呼んでいました。

ただ、呼びかける時ではなく、Barry が話の中に出てくる場合は
情況によります。
“Barry” といっても誰のことだか判らない人に話す際には
“Professor Barish” とでも言わないと、もちろん意味が通じない。
でも、Barry と言って意味が通じる場合は
ほとんどは first name の“Barry” を使います。

誰々さんと呼ぶ事は、英語で話していてもよくあります。
「Daniel-san」 のように対象が外国人でも。
日本文化を少しでも知っている外国人は、
「san」 が好きな人が多いようです。
丁寧であって親しみがある。

英語だと丁寧に呼ぼうとすると “Dr.” とか “Mr.” とかをつけます。
ですが、親しみを込める際は first name や
その簡略形 （ Charles が Charlie になるなど ） の呼び 捨てになり、
「さん」 のように、丁寧語的であり
しかも親近感がある呼び方が見あたらない。

ただ、 「san」 付けはもともと英語にはない物なので、
どのような場合に 「san」 付けにするかははっきりしません。
たとえば、Daniel のことを欧米はもちろん、日本以外のアジアの国で
英語で言うときには 「san」 は普通つけないですね。

でも、Daniel が日本で日本人と共にした仕事に触れる時などは、
アメリカでアメリカ人と話していても 「Daniel-san」 ということがある。
ただ、その場合は僕自身にとって自然でも、
相手のアメリカ人に怪訝な顔をされることがあります。難しいですね。
こういうのを文化のギャップというんでしょう。

そんな時のキーワードは、英語ですみませんが、<strong> “Tolerance”（許容）</strong>です。
実際、tolerance は hate/discrimination の反対語となっています。
要するに、 「まあいいじゃないか」 といろんな言い方を受け入れる事です。

山本均より]]>
        
    </content>
</entry>
<entry>
    <title>ワープする宇宙</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://linear-collider.org/dialogue/2008/07/post_68.html" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://linear-collider.org/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=1/entry_id=182" title="ワープする宇宙" />
    <id>tag:linear-collider.org,2008:/dialogue//1.182</id>
    
    <published>2008-07-14T15:00:01Z</published>
    <updated>2008-07-17T21:46:41Z</updated>
    
    <summary>みなさま 『  ワープする宇宙 　5 次元時空の謎を解く 』（ NHK出版 ）を...</summary>
    <author>
        <name>admin</name>
        
    </author>
            <category term="tenma" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://linear-collider.org/dialogue/">
        <![CDATA[みなさま

<strong>『  ワープする宇宙 　5 次元時空の謎を解く 』</strong>（ NHK出版 ）を、
やっと読み終えました。
読み終えたといっても、字を追っただけです。
岩田先生もお読みになられたそうですね。
岩田先生は、原書 “ Warped Passages：Unraveling 
the Mysteries of the Universe’s Hidden Dimensions ”
（英語版）で、私は日本語訳で。（笑）
感想はいかがでしたか。

ですが、日本語でも通読するのは、大変でした。
だって、600 ページ以上もあるのですよ。
科学の書籍には珍しい明るいオレンジ色の表紙に
目を奪われて、購入してしまったのです。

おまけにこの本は、余剰次元から始まって、ヒッグス機構、超ひも理論、
ブレーンワールド … など最新の素粒子理論満載で
素人の私では一気に、というわけにはいかず
長い間本棚へしまい込んでおりました。
“ 5 次元 ”ってなんですか。
よく分かりません。（ 正直すぎて、ごめんなさい。苦笑 ）

著者の <strong>リサ・ランドール博士</strong> は、去年タイムス誌の
世界に最も影響を与える 100 人のひとりに選ばれました。
また、ファッション雑誌の “ VOGUE ” で特集が組まれるほどの
素敵な女性でもあります。

山本先生は、ハーバード大学の素粒子物理で
ランドール博士と一緒にお仕事をされていたと伺っております。
なんだか華やかですね。
ぜひ、お話を聴かせていただきたく！
よろしくお願いいたします。

天満ふさこより]]>
        
    </content>
</entry>
<entry>
    <title>僕が会ったノーベル賞学者たち：Sheldon Glashow</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://linear-collider.org/dialogue/2008/07/sheldon_glashow.html" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://linear-collider.org/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=1/entry_id=179" title="僕が会ったノーベル賞学者たち：Sheldon Glashow" />
    <id>tag:linear-collider.org,2008:/dialogue//1.179</id>
    
    <published>2008-07-10T15:34:09Z</published>
    <updated>2008-07-10T15:43:58Z</updated>
    
    <summary>皆様 Sheldon Glashow のオフィスには、よく物理の話などを しに行...</summary>
    <author>
        <name>admin</name>
        
    </author>
            <category term="yamamoto" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://linear-collider.org/dialogue/">
        <![CDATA[皆様

<strong>Sheldon Glashow </strong>のオフィスには、よく物理の話などを
しに行きました。また、昼食会等で同席する事も多く、
呼びかける時も first name の “Shelly”でした。
かなりの大男ですが、それを感じさせない
親しみやすさがある方です。

丸めがねのせいもあるでしょうが、
目がくりくりしていて、物理の話やいたずらっぽい事など、
自分が面白いと思う話になると、
その目がきらきらと輝くんですね。

その昔テキサスに出来るはずだった <strong>SSC</strong>
<em><strong>Superconducting Super Collider </strong></em>（ 超大型円形粒子加速器 ） 計画
というのがあって、
これは 2  千億円ほど出費した後に、
アメリカが勝手に廃止してしまったのですが、
そこに MIT の Samuel Chao Chung Ting が
ある測定器を提案し、
そのための研究グループが出来ていました。

ところが、Ting  教授は政治闘争に敗れて
グループを飛び出したのです。

話を聞いた  Glashow  は目をくりくり輝かせて、
「 この測定器はこれから “H” と呼ぼう。 」
というので、理由を聞くと
「 Ting のない物（Thing）だから。 」
“Thing” から “Ting” を除くと “h” が残るという訳です。

また、物理学部ではハーバードに限らず、
物性と素粒子はよく競合関係にあります。
物性物理は英語で “Condensed matter physics” と言いますが、
ここでも Glashow はいたずらっぽさを発揮し
「 奴らは “Condemned matter physicist” だ。 」
と言っていました。訳すれば
「 有罪判決を受けた物質の物理学者 」でしょうか。

こんな言葉の遊びの好きな人でした。
ちなみに、Shelly  と奥さんはその後
仙台にも来たことがあり、
僕の新しいマンションの来客第一号となりました。

山本均より]]>
        
    </content>
</entry>
<entry>
    <title>英語と敬称</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://linear-collider.org/dialogue/2008/07/post_65.html" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://linear-collider.org/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=1/entry_id=178" title="英語と敬称" />
    <id>tag:linear-collider.org,2008:/dialogue//1.178</id>
    
    <published>2008-07-06T20:58:30Z</published>
    <updated>2008-07-06T21:03:49Z</updated>
    
    <summary>山本様、皆様 山本さんが加わって、いきなり国際的な話題になりました。 それに有名...</summary>
    <author>
        <name>admin</name>
        
    </author>
            <category term="takahashi" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://linear-collider.org/dialogue/">
        <![CDATA[山本様、皆様

山本さんが加わって、いきなり国際的な話題になりました。
それに有名人がたくさん登場しますね。

ところで、日本人では同級生のような
年齢も同じでごく親しい場合を除いて、
人の名前には “さん” などの敬称をつけます。
職業柄、私たちの周りでは“先生”も多いですね。
一方外国では、Mr. とか Dr. をつける方が珍しい。
私は 「 郷に入りては郷に従え 」ということで
外国人と話す時は、first name で呼び合うことが比較的多いです。

しかし、人によってはそうならさない方もいるようです。
ILC で活動している人達をみると、全く人それぞれです。
私はいい加減なので、その時々で適当にやっていますが。
山本さんは全く欧米流なのだと想像します。

最近は小学校でも英語の授業をやっていますが，私の娘の授業で，
“Good morning, Ms. 何々teacher”
とやっていると聞いたときは、目が点になりました。
これはどうにかしないといけないですが、
最近は <em>モンスターペアレント</em> が問題になっているし…。

日本でも敬称は気になります。
先ほども言いましたが “先生” は誰に対して付けるのでしょうか。
私が学生の時には、大学の教官を“さん”と呼んでいました。
広島に来たら、“先生” と呼ばれるようになりました。
これは、あまり気持ちよくない。

それに学生が大学の教員を “なんでも教えてくれる先生” と
考えているとしたら、それは良くないと思ったので
私たちの研究室では、あるときから “先生” は禁止、
“さん” にすることしました。今でもそれは続いています。

でも最近は教員同士で “先生” と呼ぶ機会が多くなりました。
これはいろいろな場面で意味合いが違うようです。
“さん” では少し慣れなれしいと思って “先生” と呼ぶこともあります。
でもその全く逆に “さん” だと他人行儀だし、
かといって呼び捨てにはできないので、
当たり障りのない “先生” をつけることもあります。

時々ある（ いやよくある ）のは、言いにくいことや、頼み事の時に
“先生お願いしますよ…”
と言う感じで使うこともあります。ああ～～難しい。

山本さんのワイバーグやグラショーとの交流の話から
いきなりこんな話になってしまいました。
ご了承ください、山本先生。

高橋徹より]]>
        
    </content>
</entry>
<entry>
    <title>僕が会ったノーベル賞学者たち：Steven Weinberg II</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://linear-collider.org/dialogue/2008/07/weinberg.html" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://linear-collider.org/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=1/entry_id=177" title="僕が会ったノーベル賞学者たち：Steven Weinberg II" />
    <id>tag:linear-collider.org,2008:/dialogue//1.177</id>
    
    <published>2008-07-02T21:48:45Z</published>
    <updated>2008-07-10T09:38:30Z</updated>
    
    <summary>皆様 ハーバードでは 5 年間ほど “Relativistic Quantum ...</summary>
    <author>
        <name>admin</name>
        
    </author>
            <category term="yamamoto" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://linear-collider.org/dialogue/">
        <![CDATA[皆様

ハーバードでは 5 年間ほど
<em><strong>“Relativistic Quantum Mechanics”</strong></em> （ 相対論的量子力学 ）
という大学院の講義を受け持っていました。
最初生徒数は 3 ～ 4 人でしたが、
5年間のうちに 20 人を超えるまでになりました。

で、講義録を本にしてほしいという要望が生徒や研究者からあり、
場の量子論の教科書を書くことになりました。
（ ほぼ完成しました、もう少しです。 ）

教科書を書くうえで非常に参考になったのが
<strong>Weinberg</strong> の“The Quantum Theory of Fields Vol. 1,2”Cambridge Press
（ 場の量子論 ）でした。
でも、一つ腑に落ちない事がありました。

ちょっと難しい話になって恐縮ですが、
粒子の場というのは、
いろんな運動量をもった粒子と反粒子を
生成したり消滅したりする演算子の寄せ集めで出来ています。

さて、この粒子の場に、
粒子と反粒子を入れ替える演算“C”を施してやると、
一般には、いろんな運動量をもった粒子と反粒子が
バラバラの位相で粒子－反粒子反転をするんですね。

それが、いろんな粒子の間の反応を考えてやって、
その反応が“C”を施してやっても
まったく変化しないと要求してやると、
このいろんな位相がきれいにそろう。

ところが、Weinberg の教科書では
そこがどうも短絡的になっているので、
僕が何か見落としているのかと思い、
直接 Weinberg にメールで聞きました。
それが、計 10 通くらいのやり取りになり、
興味がある他の理論家が CC してくれと頼み、
公開討論、と言うと大げさですが、
そんなものに発展しました。

結局、Weinberg の教科書では、
「 ある特定の反応を仮定するのは暗黙のうちの了解である。 」
という感じで、かなりうやむやに終わりました。
その後、ある講演会で Weinberg に会ったとき、
「 あの、問題、はっきり判りました。 」と言うと、
「 そうか、良かった、良かった。 」
と返ってきました。

興味のある方は、僕の教科書 8 章
<a href="http://www.awa.tohoku.ac.jp/~yhitoshi/particleweb/partic3.html">http://www.awa.tohoku.ac.jp/~yhitoshi/particleweb/partic3.html</a>
と比べてみてください。

山本均より]]>
        
    </content>
</entry>
<entry>
    <title>僕が会ったノーベル賞学者たち：Steven Weinburg I</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://linear-collider.org/dialogue/2008/06/steven_weinberg_1.html" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://linear-collider.org/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=1/entry_id=176" title="僕が会ったノーベル賞学者たち：Steven Weinburg I" />
    <id>tag:linear-collider.org,2008:/dialogue//1.176</id>
    
    <published>2008-06-29T15:00:01Z</published>
    <updated>2008-07-10T09:39:09Z</updated>
    
    <summary>皆様 さて、ハーバード でのノーベル賞素粒子論物理学者といえば Steven W...</summary>
    <author>
        <name>admin</name>
        
    </author>
            <category term="yamamoto" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://linear-collider.org/dialogue/">
        <![CDATA[皆様

さて、ハーバード でのノーベル賞素粒子論物理学者といえば
<em><strong>Steven Weinberg </strong></em>と <em><strong>Sheldon Glashow </strong></em>ですね。
弱い相互作用と電磁相互作用を統一し
現在「 標準理論 」と呼ばれているものの基礎を作りました。

僕が ハーバード にいたのは
助教授と准教授として1991年から 8 年間。
その間、Sheldon Glashow が教授として、ずっといました。
<strong>Steven Weinberg </strong>はテキサス大学オースティン校に
移ってしまっていましたが、
ハーバード客員教授として部屋も持っていて、
ときどき現れていました。

連中は理論、僕は実験で、建物も違いましたが、
理論で判らないことがあると
よく向こうに出向いて、連中を煩わせていました。

あるとき、Weinberg がたまたま来ていて、
お昼時に Weinberg と Glashow と 僕とあと 1 ～ 2 人で
ファカルティー・クラブ（ Faculty Club ） に
行こうということになりました。
ファカルティー・クラブ は大学のレストランで
日本の大学のものとは比べ物にならないくらい高級です。

ネオ・クラシックな建物で
壁にいかめしい油絵がそこら中にかかっている部屋で
三ツ星クラスの料理が出ます。
となりが北米で唯一の Le Corbusier の建築と言われる
カーペンター視覚芸術センターというのも面白い。

そこでランチを食べながら
ポスト・モダーンとはなにかとか、議論しているうちに
宇宙の話になり、超対称性の話になりました。

で、「 超対称性理論を信じますか 」と聞いたのですが、
その答えをいまもはっきり覚えています。
「 自己矛盾のない理論は実在する 」
と言ったんですね。
で、どういう意味か問いただすと、
「 実際に自然を説明するかどうかは別にして実在する 」
と答えました。

さすがは理論家だなあと思いましたね。
自己矛盾のある理論は理論として成り立たない。
そして、自己矛盾のない理論を造るのは実に大変な事で、
理論家はそれに毎日四苦八苦する。

で、ともかく自己矛盾のない理論ができれば、それで万々歳。
理論は自立することになる。
だから、たとえその理論が、標準理論を超える理論にならなくても
宇宙のどこかにその理論が説明する
現象が存在するはずだと考えているようでした。

実は、Weinberg とは、その後一悶着あるのですが、
それは次回に…。

山本均より]]>
        
    </content>
</entry>
<entry>
    <title>日経サイエンス5月号</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://linear-collider.org/dialogue/2008/06/5.html" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://linear-collider.org/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=1/entry_id=174" title="日経サイエンス5月号" />
    <id>tag:linear-collider.org,2008:/dialogue//1.174</id>
    
    <published>2008-06-25T18:59:55Z</published>
    <updated>2008-07-10T09:40:08Z</updated>
    
    <summary>天満様 日経サイエンスの記事 「 動き始めた国際リニアコライダー構想 」 は S...</summary>
    <author>
        <name>admin</name>
        
    </author>
            <category term="yamamoto" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://linear-collider.org/dialogue/">
        <![CDATA[天満様

日経サイエンスの記事
<strong>「 動き始めた国際リニアコライダー構想 」</strong> は
SCIENTIFIC AMERICAN 誌の特別記事
“ Building the Next- Generation Collider”
の日本語訳ですが、
国際リニアコライダー設計チームの長である
Barry Barish に SCIENTIFIC AMERICAN 誌から
声がかかったのが 2006 年春頃、
その夏に Barry からドイツ人で加速器屋の Nicholas Walker と僕に
「 一緒に書かないか 」と言ってきました。

なぜ僕にお声がかかったかというと、
リニアコライダーの物理と測定器の国際組織
（ World Wide Study と呼ばれている ）の
アジア代表ということもありますが、
実は、 Barry は僕の博士課程の指導教官だったんですね。

そうして始まりましたが、
皆忙しいのでなかなか執筆が進まない。
僕の担当は主に測定器だったんですが、
記事をご覧になればわかるように、ほとんどが加速器の話です。
書く量が少ないとかえって始めにくいもので、
皆さんの足を引っ張っていました。

日経サイエンスは
SCIENTIFIC AMERICAN 誌の記事の日本語訳を核として
一応独自の編集をしている科学雑誌ですが、
「 リニアコライダーの話は面白い 」というので、
日経サイエンスにも載ることになりました。
それで、前回の怠惰の埋め合わせをすべく
しっかりと日本語訳の仕事をこなしました。

今年 5 月に出版されたとき、
Barry から声がかかってから 2 年近くが過ぎていました。

さて、ハーバード での Weinberg や
Glashow の話ですが、
長くなりましたので、
それは次の書簡で。

山本均より]]>
        
    </content>
</entry>
<entry>
    <title>“ノーベル物理学賞” がいっぱい？</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://linear-collider.org/dialogue/2008/06/post_63.html" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://linear-collider.org/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=1/entry_id=173" title="“ノーベル物理学賞” がいっぱい？" />
    <id>tag:linear-collider.org,2008:/dialogue//1.173</id>
    
    <published>2008-06-21T15:00:01Z</published>
    <updated>2008-06-21T15:10:16Z</updated>
    
    <summary>山本先生 はじめまして。天満でございます。 『 日経サイエンス 5 月号 』 に...</summary>
    <author>
        <name>admin</name>
        
    </author>
            <category term="tenma" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://linear-collider.org/dialogue/">
        山本先生

はじめまして。天満でございます。

『 日経サイエンス 5 月号 』 に共同執筆されていた
「 動き始めた国際リニアコライダー構想 」 を
拝読いたしました。

記事の原題名は、“ Building the next-Generation Collider” で
SCIENTIFIC AMERICAN に掲載されたものを
山本先生が日本語に翻訳された特集でした。

私が今まで読んだ中で、最もわかりやすく
また ILC の全体像が浮かび上がるように
書かれていた記事だと思います。

さらに「 LHC と ILC － それぞれの役割 」 が記されていたことも
ふたつの大きなプロジェクトのつながりを知ることができて
勉強になりました。

山本先生は、ハーバード大学で教鞭をとっておられたそうですね。
ハーバードには、ワインバーグ博士とかグラショウ博士など
現在の素粒子論の基礎を創ったノーベル賞物理学者が
いらしたと聞いております。 
先生は、博士たちにお会いになられましたか。

天満ふさこより
        
    </content>
</entry>
<entry>
    <title>こんにちは、山本です</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://linear-collider.org/dialogue/2008/06/post_64.html" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://linear-collider.org/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=1/entry_id=172" title="こんにちは、山本です" />
    <id>tag:linear-collider.org,2008:/dialogue//1.172</id>
    
    <published>2008-06-17T15:14:45Z</published>
    <updated>2008-07-14T09:45:15Z</updated>
    
    <summary>皆様 こんにちは。 物理屋往復書簡に参加させていただく事になった 山本です。 こ...</summary>
    <author>
        <name>admin</name>
        
    </author>
            <category term="yamamoto" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://linear-collider.org/dialogue/">
        皆様

こんにちは。

物理屋往復書簡に参加させていただく事になった
山本です。

このような形式は全く初めてなので
いろいろとぎこちないところもあるかと思いますが、
お手柔らかに、よろしくお願いします。

大学院から渡米し、20 年以上
カリフォルニア、イリノイ、マサチューセッツ、ハワイを
転々として、 7 年ほど前に日本（仙台）に帰って来ました。

これまで、ひと所にいた最長は
マサチューセッツ州ケンブリッジ市の 8 年ですが、
あと 1 年で、仙台が追い抜きます。

向こうでの話なども含めて
皆さんに楽しんでいただければ、と思います。

山本均より
        
    </content>
</entry>
<entry>
    <title>大物の新人？</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://linear-collider.org/dialogue/2008/06/post_62.html" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://linear-collider.org/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=1/entry_id=170" title="大物の新人？" />
    <id>tag:linear-collider.org,2008:/dialogue//1.170</id>
    
    <published>2008-06-14T15:00:01Z</published>
    <updated>2008-06-14T14:03:14Z</updated>
    
    <summary>天満様 ごくろうさま。 大物の新人を獲得できたわけで、うれしいですね。 経歴から...</summary>
    <author>
        <name>admin</name>
        
    </author>
            <category term="iwata" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://linear-collider.org/dialogue/">
        天満様

ごくろうさま。

大物の新人を獲得できたわけで、うれしいですね。
経歴から言って、豊富な話題、国際的なぐっと広い観点、…
を持ち込んでくれると期待しています。

岩田正義より
        
    </content>
</entry>
<entry>
    <title>新しいメンバー登場（予告編）</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://linear-collider.org/dialogue/2008/06/post_61.html" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://linear-collider.org/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=1/entry_id=169" title="新しいメンバー登場（予告編）" />
    <id>tag:linear-collider.org,2008:/dialogue//1.169</id>
    
    <published>2008-06-12T15:00:01Z</published>
    <updated>2008-06-16T13:01:53Z</updated>
    
    <summary>みなさま このたび、この「 物理屋往復書簡 」に東北大学教授の 山本均（ やまも...</summary>
    <author>
        <name>admin</name>
        
    </author>
            <category term="tenma" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://linear-collider.org/dialogue/">
        <![CDATA[みなさま

このたび、この「 物理屋往復書簡 」に東北大学教授の
山本均（ やまもと　ひとし ）先生が
メンバーとして加わってくださることになりました。


<strong>≪ 山本均先生の Profile ≫</strong>

カリフォルニア工科大学大学院に留学し
スタンフォード線形加速器センター、フェルミ研究所等で
素粒子実験に携わる。
ハーバード大学准教授、ハワイ大学教授を経て現在東北大学教授。
"ILCの物理と実験に関する国際組織" のアジア代表を務めている。
趣味は茶道、ピアノ、インラインスケートなど。


これから、写真などを整えていきます。
みなさん、楽しみにしておいてください。

天満ふさこより]]>
        
    </content>
</entry>
<entry>
    <title>『神様のパズル』　その２</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://linear-collider.org/dialogue/2008/06/2.html" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://linear-collider.org/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=1/entry_id=168" title="『神様のパズル』　その２" />
    <id>tag:linear-collider.org,2008:/dialogue//1.168</id>
    
    <published>2008-06-11T12:58:08Z</published>
    <updated>2008-06-12T14:42:02Z</updated>
    
    <summary>映画の冒頭で、講義の場面がありました。講師曰く 「 今の宇宙で物質はたったの 4...</summary>
    <author>
        <name>admin</name>
        
    </author>
            <category term="takahashi" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://linear-collider.org/dialogue/">
        映画の冒頭で、講義の場面がありました。講師曰く

「 今の宇宙で物質はたったの 4  %、残りの23 % はダークマター、
73 % はダークエネルギー。
ダークマターと、ダークエネルギーは正体不明、
つまり我々の宇宙の 96 % は正体不明なのだ。 」

これ、私（ たぶん多くの物理屋 ）が講義や講演で言っているのと
全く同じです。思わず苦笑いでした。

前半の部分で、宇宙の発展について討論する場面がありました。
その内容は、かなりよく作られていると感じました。
宇宙創生の瞬間（？）の話は無理があったのですが、
インフレーションから現在にいたるまで、よくできていました。

議論の内容も、現在の素粒子物理で解っていないことを
かなり的確に指摘しており、解ったふりをする大学院生と
問題点を的確に指摘する主人公という設定で
私も大変勉強になりました。
他の方がどう思われたか、興味のあるところです。

後半は、宇宙創生の方法を見いだした主人公の少女が
加速器を乗っ取ってそれを行おうとし、周りがそれを必死で阻止する
（ 世界が消滅するかもしれないので ）というサスペンスでした。

ただ、私には、そのサスペンス的な興奮が全く起こりませんでした。
映画を見ながら「 なぜか？ 」と自問したのですが、
加速器をどのように運転しても何も起こらないと思って
見ているからですね。

映画の感想は次回として、とりあえず、印象でした。

高橋徹より
        
    </content>
</entry>

</feed> 

