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2008年08月28日

8月24日(日)国際ガンダム学会準備会議

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皆さま

先日お話した「 国際ガンダム学会準備会議 」に行ってきました。
事務局によると、当初学会の設立シンポジウムを企画していたのですが
著作権者との関係で、今回は準備会議としたそうです。
近いうちに設立会議を開催したいとのことでした。

会議の参加者は、一般入場者を含む約 100 名。
報道関係者も結構来ていました。
設立発起人の方からの基調講演の後、言語学、医学、心理学の観点から
ガンダムワールド研究の可能性に関する講演がありました。

「 ガンダムワールドでは共通言語があるのか。
 あるとしたらどのようなものになるのか?」
「 医学はどうなっているのか?」
「 危機管理は?」

などなど、ガンダムを共通のモチーフとした学術研究の可能性について
講演がありました。
どれも大変興味深いものでした。

私は『 ガンダムと加速器と未来社会 』というタイトルで
話をしました。

「 ガンダムでは加速器が活躍している 」
「 ガンダムに描かれている未来社会を切り開く加速器科学 」
ということを、ILC を紹介しながら話し
「 ILC で構想されている数千人の科学者や技術者人が
 世界中から集まる国際研究都市は地球連邦のプロトタイプと考えられる。
 加速器科学とガンダム学会が協力して、盛り上げていこう。」
ということで締めくくりました。

既に web 等で報道されていますが、そのうちのいくつかでは、私が
「 ガンダムに登場するビームライフルやメガ粒子砲などは、
 決して荒唐無稽ではない。ガンダムに登場する科学でも、
 今の技術を応用すれば切り開ける部分もある 」
と言ったことになっています。
後半は良いのですが、ビームライフルやメガ粒子砲に関しては
このような言い方はしていません。
真意を正しく伝えるのは難しいものです。

講演のあと何人かの方が、話かけてきました。
みなさん私の想像以上に( と言ってはいけませんが )
全長 40 km の直線加速器計画に興味を持たれたようです。
これはうれしい誤算でした。

その後の懇親会も含めて、
かなり感触は良かったと思うのですが、それは今後のガンダム学会との
話の進み具合として表れてくると思います。
まだ始まったばかりですが、今後が楽しみです。

高橋徹より

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2008年08月23日

国際ガンダム学会準備会議

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皆さま

ここ数日少し涼しくなって来ましたが、今年の夏は暑かったですね。
夏バテと言うわけでは無いのですが、往復書簡も少しお休みでした。

ところで、「 国際ガンダム学会 」 が設立されることになり
その準備研究会が、明日広島で開催されます。
http://www.hiroshima-animation-biennale.jp/
先日設立された、先端加速器科学技術推進協議会の方から頼まれて
私がコンタクトしたのですが
準備会で話題を提供することになりました。

『 ガンダムと加速器と未来社会 』 というタイトルで話をしてきます。
学会は文化系の研究者が主体で、
未来都市について研究することが目的なのですが、
「 未来都市には加速器とその関連技術が広く使われている 」
との観点から、ガンダム学会と協議会の相互交流をやろうという趣旨です。

そもそもの発端は、協議会関係者の飲み会で
「 ガンダムには加速器がたくさん使われている 」 という話題で
盛り上がったことだそうです。( 私はその場には居合わせませんでしたが )

科学技術的観点からも、
ガンダムワールドと加速器科学は密接に関連していますが
ILC 研究所は世界中から何千人もの人が集まる街になります。
コロニーや地球連邦のプロトタイプと言えるかもしれませんね。

ガンダム学会と加速器科学協議会が上手く協調して
盛り上がるように話をしてきたいと思っています。

研究会の顛末はまた報告します。

高橋徹より

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2008年08月07日

グラショー教授の想い出

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皆様

山本さんが紹介してくれたグラショー教授について、
ひと言だけ触れておきたいことがあります。

教授は、(社団法人)国際経済政策調査会が主催する加速器科学研究会で、
今までに 2 度講演してくれました。
1 回目は、 2002 年 3 月に
『 科学と技術を牽引する高エネルギー物理学 』 というタイトルで、
そして 2 回目は、翌年 5 月に
『 ニュートリノについて 』 話してくれたのです。
聴衆のほとんどは国内企業からの方々です。

グラショー教授は白髪長身で、紳士ここにあり、
といった雰囲気がありました。
それに、端整でわかりやすい英語でした。
もちろん、日本の聴衆向けにやさしく話してくれたんでしょうが…。

教授の話には、基礎科学を強力に進めることに何とか役立ちたい、
という意欲を感じました。
第 1 回のタイトルからも想像できるでしょう。

非常に印象的だったことがあります。
結論を言い終った教授は、
「 自分はこの講演を一方通行のセミナみたいにしたくないんだ、
対話することが聴衆にとって、とても大事なことなんだ 」
と話しかけて質問を催促しました。

そして質問があるたびに、
「 すばらしい質問ですね 」
と十分にほめあげてから答え始めていました。

大学でも対話を重視した講義をやってるんだろうと、
つくづく向こうの学生がうらやましくなりました。

司会を任せたような形になった僕は、英語聞き取りに集中できました。

岩田正義より

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