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2008年06月26日

日経サイエンス5月号

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天満様

日経サイエンスの記事
「 動き始めた国際リニアコライダー構想 」
SCIENTIFIC AMERICAN 誌の特別記事
“ Building the Next- Generation Collider”
の日本語訳ですが、
国際リニアコライダー設計チームの長である
Barry Barish に SCIENTIFIC AMERICAN 誌から
声がかかったのが 2006 年春頃、
その夏に Barry からドイツ人で加速器屋の Nicholas Walker と僕に
「 一緒に書かないか 」と言ってきました。

なぜ僕にお声がかかったかというと、
リニアコライダーの物理と測定器の国際組織
( World Wide Study と呼ばれている )の
アジア代表ということもありますが、
実は、 Barry は僕の博士課程の指導教官だったんですね。

そうして始まりましたが、
皆忙しいのでなかなか執筆が進まない。
僕の担当は主に測定器だったんですが、
記事をご覧になればわかるように、ほとんどが加速器の話です。
書く量が少ないとかえって始めにくいもので、
皆さんの足を引っ張っていました。

日経サイエンスは
SCIENTIFIC AMERICAN 誌の記事の日本語訳を核として
一応独自の編集をしている科学雑誌ですが、
「 リニアコライダーの話は面白い 」というので、
日経サイエンスにも載ることになりました。
それで、前回の怠惰の埋め合わせをすべく
しっかりと日本語訳の仕事をこなしました。

今年 5 月に出版されたとき、
Barry から声がかかってから 2 年近くが過ぎていました。

さて、ハーバード での Weinberg や
Glashow の話ですが、
長くなりましたので、
それは次の書簡で。

山本均より

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