rssフィード


Movable Type 3.2-ja-2



2008年04月10日

理論と実験 <その2>

line

以前授業でこんな話をしたことがあります。

とてもおおざっぱな話なのですが、
“ 人間を解明すること ” を考えてみます。

対象                分野        表現方法(つまり上でいう言語)
人間の行動様式の解明   脳科学?     例えばMRIによる血流など
神経の活動          生物学/脳科学  神経電位など
神経細胞の動作原理     化学         化学反応式
分子や原子の成り立ち    物理         量子力学

こんな具合に、ちょっと強引ですが、
追求する対象が小さくなるほど、
使う言語が数学に近くなっていると考えられます。

( もっとも情報学とか統計学のように
化学のなかにも量子化学という分野もありますから
これは一つの見方です。
それに、脳の場合は、主体と客体が明確に分離できないので
話が複雑になります。それはそれで面白いのですが。)

ということで、物質の究極の成り立ちを表す方法が
高度な数学になるのは、自然な成り行きと考えることができます。

高橋徹より

line