rssフィード


Movable Type 3.2-ja-2



2008年04月06日

理論と実験 <その1>

line

皆様

先月の 23 日から 26 日まで「 物理学会 」に行ってきました。
宿泊したホテルのネットワーク環境があまりよくなくて、
メールもままならない状況でした。
今回と前回の学会は素粒子実験領域の世話人ということで
プログラムを作ったり、会期中は全セッションで進行を見守ったりと
大忙しでした。
その話はまた別の機会に…。

さて、理論物理について、どのように返事しようかと考えていたのですが
そもそも理論物理とか、実験物理って何だろうと思い始めました。
そんなことを考えていたら、
「 そもそも物理って何だっけ? 」
などという、根本的なことを考え始めてしまいました。
またまたとりとめのない長い話になりそうなのですが、書いてみます。

物理学というのは結局、
「 自然現象はこのように起こっているのだよ 」
ということを記述するのが目的だと思います。

記憶が曖昧なのですが
「 物理学とは自然を記述することだ 」
と昔の高名な方が言っていたと思います。
よく自然を解明するという表現を使いますが
解明するというのは、記述するということだ、ということです。
( ここを間違えると、似非科学にひっかかります。 )

でも、この記述するとうのがクセ者です。
物理学で記述するというのは、誰が読んでも曖昧なく理解できるように
客観的に記述すると言う意味です。
そのためには、使う言語もそれに適したものである必要があります。
我々が持っている最も客観的な言語=数学です。
つまり物理学というのは,自然現象を数学で表したらどうなるか
ということが本質であると思います。

高橋徹より

line