物理学者と素粒子好きのみなさんとの、ILC(リニアコライダー)にまつわる対話集。
好奇心のおもむくまま話はいろいろなことろに、飛んでいきます! はてさて、素粒子物理研究の一端をここで垣間見る見ることはできるのでしょうか?
▼はじめのごあいさつ
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広島大学准教授。スタンフォード線形加速器センターへて、広島大学へ。リニアコライダーでは「レーザーと電子ビーム」をキーワードに光子光子衝突や偏極陽電子源の開発を行っている。小学校のときは剣道場へ通い、中学・高校ではサッカー部だった。今でも週2回のスポーツジム通いは欠かさない。
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バレエ評論家。第4回・5回日本ダンス評論賞入賞。好きなものはバレエと猫。著書に『「星座」になった人 芥川龍之介次男・多加志の青春』(新潮社)がある。
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高エネルギー物理学実験を楽しんできたが、1年半前に KEKを定年退職して現在は名誉教授に。05年には木原元央氏と共著にて『リニアコライダー 素粒子の謎に挑む最強の加速器』(技術経済研究所)を刊行。
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カリフォルニア工科大学大学院に留学し、スタンフォード線形加速器センター、フェルミ研究所等で素粒子実験に携わる。ハーバード大学准教授、ハワイ大学教授を経て現在東北大学教授。ILCの物理と実験に関する国際組織のアジア代表を務めている。趣味は茶道、ピアノ、インラインスケートなど。
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2008年02月27日
高橋さん
新入生を選ぶために、そして卒業生を送り出すために、
この時期の大学は特に忙しいようですね。
東広島も甲府盆地並みの最低気温に下がったようですが、
学生も先生も体をこわすことなく、過ごしてほしいと思います。
入試に関しては、たとえ足切りのためであっても
センター試験のような国内共通基準は利用しないで、
大学独自の試験だけで選抜するのが良いと思っています。
みんなが高級官僚養成大学みたいな存在を目指すのではなくて、
大学によって力の入れ方に違いがあるほうが自然でしょう。
これを実現するためには、
中高生への宣伝、学生選抜、前期教育などに関わる教員を
増やすことが必要でしょう。
そこに国がもっと投資する価値があると思います。
また、入学後、学生が自分と同レベルの仲間と群れあって、
ぬるま湯につかってしまう状況は望ましくないですね。
(自戒の念を込めて…)。
この点では、最近よくあるようですが、
他大学へ武者修行(?)に行くと、良い効果があるような気がします。
一方、理科離れの問題ですが、
これは大学入試科目が減ってから
目立ったような印象を受けました。
理科から離れても、生きていきやすくなったからでしょうか?
でも最近は、入試科目の適正化が意識されてきたようですね。
それに、大学が科学を社会に伝えようと努力しているようです。
マスコミの努力も目につきます。
全国紙、地方紙ともに、科学欄がずっと充実してきています。
漢方薬のようにじわっと効いてくるでしょう。
それに加えて、僕たちが夢見る国際研究センターができて、
世界の研究者が協力し合って
科学を切り開く様子が見えるようになれば、
きっと「 理科から科学へ 」という道を歩む若手が増えるでしょう。
岩田 正義より
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