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2008年01月29日

Re:考え事をするときは…?

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高橋さんからの「 考えるときの様子は? 」という質問は、
僕にとっては答えにくいものです。
なにしろ退職してからは、
じっと考えることはずいぶん減ったのです。
幸せなことなんでしょうが…。

それでも、考えをまとめなければいけないことはあります。
多くの場合、紙に断片的な思いつきをメモしていきます。
あとでまとめるときに PC を利用します。
要するに、外部メモリーの助けが必要なんです。
実際、寝ていて思いついたことが、
翌日に生かされたという例は、ごくまれです。

思いついた事柄が脳に残りにくくなってきたし、
自分を診断してみると、頭の中で
考えを論理的に展開していけるタイプではないのです。
しゃべり始めても、途中で
「 あれっ、何を主語にしてはじめたんだっけ? 」
と、結び方に迷ってしまうことがよくあります。
これも同根の現象だと思っています。

紙よりも便利な「 外部メモリー 」がありませんかねー。
PCを持ち歩いて、カバーを開けてキーを叩くなんて
パッとしません。
流行っている IC Recorder なんか面白いかもしれません。
でも、紙に書くことに勝る使い方は思いつきません。

岩田 正義より

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2008年01月25日

雨畑(あまはた)硯

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集中しなければならないのに、どうしても頭の中がバラバラになっていて
気が散って仕方が無いときは、「 墨書 」します。
お習字するわけです。( 私、変わっていますか? )

墨を摺って、墨液を筆に付けて穂先を整える、この所作がイイのです。
それから、写経でも仮名でもよいのですが、
細い筆で、写経用紙や料紙に書き散らします。

書いていくにつれて、筆が自分の体の一部のように思い通りに動き
心と体が、ピタッとひとつになった感覚がしてくると
しめた!と思い、紙と鉛筆を取り出し、文章を書くほうにうつります。

以前、「 御香 」を調合する教室に、行ったことがあります。
丁子、沈香、白檀、桂皮、麝香( ジャコウ )などを乳鉢に入れて
小さなスリコギで摺り、練香を作るのですが、そのとき、
「 これ、墨を摺った時と同じ匂いがします 」
と先生に申し上げたら、
「 よくお分かりですね。この『 龍脳( リュウノウ )』という材料は
高級な墨にも使われています。 」
と言われました。

漢方薬でもある「 龍脳 」には、気をよくする働きがあるそうです。
かの中国の玄宗皇帝が、楊貴妃に贈った香木としても有名ですよね。
たぶん、墨を均一に摺るという行為が、精神を集中させるのと、
龍脳の香りが、心を落ち着けてくれるのでしょう。
昔の人もこうやって、精神を統一してきたのではないでしょうか。

年末に、新しい硯を購入しました。
中国の名品、端渓( たんけい )や歙州( きんじゅう )硯ではありません。
「雨畑( あまはた )硯」といいます。
山梨県の名産品です。( 岩田先生が住んでおられる山梨県ですよ )

私にとっては、高価な硯だったのですが、
黒くて滑らかで、品のよい艶と、
自然石を生かした造形に魅せられて、買ってしまいました。
大切に使います。

天満ふさこより

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2008年01月21日

考え事をするときは…?

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> ところで、皆さんは考え事をしたり、
> 考えをまとめたりするときはどうしていますか?

ええっ? 難しい質問ですね。
このごろ、あまり考えていません。(笑)
私にとって、大切な考え事、
それから考えをまとめる方法のひとつに
「 文章を書く 」ことがあります。

何かを書かなければいけないときは、土曜日の午前中、
それから昼食後の時間を使います。
大きな窓があること、風通しがよいこと、静かであること…、
そして天然素材が使ってある、こういう部屋がいいですね。

高橋先生のように、テレビを見ながら別のことを考える、
というのは、私には無理です。
また、夜になると、頭の中が曇ってしまい、
新しいことがひらめかないので、これもNG。

自分をからっぽにして、
内側からリズムが出てくるのを、静かに待ちます。

天満ふさこより

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2008年01月17日

Re:続 「ガリレオ」

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ところで、皆さんは考え事をしたり、考えをまとめたりするときは
どうしていますか?
湯川学のように数式を書きまくる人は、少ないでしょうね。

自分のことを考えてみました。
私が大学のオフィスにいるときに、やっていることを大きく分けると、

1)パソコンに向かって何か書いている。
2)パソコンの画面を見ている。
3)紙に向かって何か書いている
(紙に文章は書かないので、たいてい計算しています)
4)机に脚を上げ、椅子にふんぞり返って目をつぶっている

なんてことになるでしょう。

私を訪ねて来る人の様子を見ると、
1) や2)の、PC に向かって何かやっている時が
一番声をかけ辛いように見受けられます。
4)は居眠りしているとしか思えないので
気軽に声をかけることができるようです。

実際「 おくつろぎのところ、済みません 」と言って
入ってこられた方もいました。
( 私の部屋のドアは、いつも開けてあるので、
外からどうしているのか分かります。 )

実際はどうでしょうか。
1)-4)と大雑把に言っても、そのときにやっていることは、
いつも違うのですが……。
声をかけられたりして中断されると困るのは
4)であることが多いです。

結構真剣に、考え事をしている時があるのです。
(本当に居眠りしている時もあるので、いつもそうではありません)
PC に向かって文章を書いているときは、確かに文章を考えていますが、
中断することは、それほど困難ではありません。
つまり声をかけられたりして中断されると影響を受けるのは
4)、3)、2)、1)の順番なのです。
見かけとは逆です。

同じようなことが他にも。
ソファに座ってテレビをボーッと見ているのですが、
頭の中は全く別のことを考えているとか、、、これを運転中にやると
ちょっと危ない。
道を間違えるくらいならいいですけど。
気を付けなければいけませんね。

みなさんはどうですか?

高橋徹より

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2008年01月13日

Re:ガリレオ

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皆様

あけましておめでとうござまいます。
本年もよろしくお願いします。

「 ガリレオ 」は結構人気があったようです。
火曜日の授業のとき、「 昨日のガリレオ見た? 」という話し声が
学生の間から聞こえてきました。
私は数回見たのですが、残念ながら最終回を見逃してしまいました。

番組を見ていて、まず面白いと思ったのは、
福山雅治演じる湯川学の、居室兼実験室のような部屋でした。
実験室と居室は分かれているのが普通でしょうか?
特に物理ではそうですね。
化学の場合、実験道具に囲まれた中に、
学生が机を並べているところが結構見受けられますが。
その他にも、あの部屋の黒板に書いている数式は、毎回楽しみでした。

私には、何の式か分からないこともよくありました。
湯川先生の専門は、何なのでしょうか?
素粒子物理ではないようです。

数式といえば、ずいぶん前になりますが、
テレビCMで 100 人以上の学生が聞いている大講義室での講義の場面が
使われていました。
そこで講師役が黒板に書いている内容が
なんと大学院でやるような量子電磁気学でした。
普通は多くても 10 名とか 20 名が相手です。
大講義室でこれをやる大学はないだろうな、、、なんて思いながら
見ていました。

さて、話が「 ガリレオ 」に戻ります。
いつもドラマのクライマックスで、湯川学が数式を書きなぐりながら
事件の謎を解き明かす場面がありました。
どこかで読んだ雑誌には、あれは計算することが重要なのではなくて、
湯川学が考えをまとめる時の癖という設定だ、と書いてありました。
まあ、実際問題として、共鳴の問題を解くのに
F = ma から始めてどうなるものでもないので、( たまたま見た回がそうでした )
設定は妥当でしょう。

高橋徹より

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2008年01月09日

「ガリレオ」

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明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

(「物理屋往復書簡」も冬休みをしてしまいました)

…… 今、或るテレビ番組が話題になっています。
番組の名前を「 ガリレオ 」といいます。
でも、ここでの「 ガリレオ 」は、望遠鏡とか振り子の実験で有名な
あの Galileo Galilei ではありません。

「 ガリレオ 」というのは、東野圭吾氏原作の、小説のテレビドラマ化で
福山雅治演じる帝都大学准教授、天才物理学者の湯川学が、
数々の難事件を解決していくというものです。
去年の 10 月から、月曜日の夜 9 時、
通称「 月 9 ( ゲツク ) 」で放映されました。
高視聴率だったので、映画化も決定したとか。

お正月に、私も『 探偵ガリレオ 』( 文春文庫 )を買って
読んでみました。
本の後ろにある「 解説 」を読むと、
主人公の湯川学のイメージキャラクターは、
福山雅治ではなかったのですね。
さて、誰だったしょう?( フフッ )

岩田先生は、残念ながらテレビをご覧になって
いらっしゃらないそうですが、
高橋先生が、いろいろおっしゃりたいことがあるらしい…です。(笑)

それでは、高橋先生どうぞ!

天満ふさこより

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