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2007年10月24日

Re:Re:祝出版「ビッグバンをつくりだせ

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みなさま

出版界では、
「純粋基礎科学の本は売れない」
「加速器は売れない」
というのが定説のようですね。

そんな状況で私たちの本が、やっと出版されたわけです。
しかも、時は読書の秋です。
刊行してくださった出版社の度量と度胸に感謝しています。

本が出来上がってみると、どんな印象を与えるのか
読んでみたくなるのと同時に、読むのが怖い気がします。
勇気を出して拾い読みしてみました。
やはり僕が書いたところ、特に説明部分は、
文章が硬くてとっつきにくいかもしれない、
と不安になりました。

退職までの数年間、ある大学で特別講義を担当し、
加速器と素粒子実験の話を毎年していました。
プロジェクターを使って話している間、
多くの学生が心地よさそうに眠っているのがよく見えました。

「子は寝て育つ」のです。
「こういう学問にとって大切なのは、
知力よりも体力と性格の明るさだよ」
といった類の話に切り替えると、みんな起き上がったものでした。

何はともあれ宣伝だと、さっそく近くに住む小学校時代の同級生や、
クォークを知っていた町内の住職さんなどに本を謹呈しました。
多くの人が読んでくださるといいですね。

岩田正義より

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2007年10月20日

Re:祝出版 「ビッグバンをつくりだせ」

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高橋先生

本の出版、おめでとうございます。
やっとできましたね。
できるまでは、いろいろありました。(涙)
私の名前も入れてくださって、ありがとうございます。

> そもそもこの本の目的
> 「 天満さんのような “ 素粒子・宇宙大好きな一般の方 ” に
> ILC を分かりやすく紹介する 」
> ことは、どのくらい達成できたのでしょう?

いきなり、直球がきました。( ストレートな質問だわ )
私の素粒子や宇宙の 「 好き 」 は、科学雑誌のカラーページを
めくる程度でした。
ですが、岩田先生の共著を拝読したり、両先生からできあがった
原稿を見せていただくうちに、これは大変なことを提案してしまった
と青くなりました。
リニアコライダーを知ろうとすることは、素粒子の理論はもちろん
その実験の方法や、マシンとその技術、社会との関わりまでも
知らなければならないことに気づいたのです。

文章の 「 てにをは 」 を直すくらいでしたら、簡単なのですが
なにかスッキリしない、
ぴたっと当てはまらない感じを文章で伝えることは、
自分でもかなり勉強をしないと、無理でした。

おまけに、先生方は、論理的で、議論好き!
感覚だけで答えようとして、整合性のないことを書いていると
はねつけられてしまいます。( 笑 )

ですが、こういう巨大なプロジェクトを研究構想の段階で
一般の人にも分かってもらえるよう、本にしてしまった!
これはすごいのではないかしら。

素粒子や宇宙のことを好きな方だけでなく
ILCマシンの解説では、産業界の方にもきっと興味を持っていただける、
そう思っています

達成度を数値で表すことはできませんが、
達成感はヒシヒシ感じています。

天満ふさこより

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2007年10月18日

祝出版 「ビッグバンをつくりだせ」

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皆様

3人で書いた本、「 ビッグバンをつくりだせ 新型加速器
リニアコライダーが宇宙誕生の瞬間に迫る 」( プレアデス出版 )が
今月ようやく出版されました。

この本を書くことになったきっかけは、この往復書簡でしたね。
本の “ あとがき ” にも書いたのですが、そもそもの発端は、
天満さんが「 ILCについて解説したものを紹介してほしい 」
と言われたことでした。

適当なものがなく、唯一浮かぶのは岩田さんが書かれた
「 リニアコライダー 素粒子の謎に挑む最強の加速器 」ですが
ちょっと高価で、内容も専門的でした。
そんな話をしているうちに
「 それなら自分たちで書いてしまおう 」
という話になったのでした。

「 私が一人で書くのは大変だ、岩田さんにもお願いしよう 」
「 専門外の方が対象なので、天満さんにも著者として入ってもらおう 」
ということで、とにかく執筆を始めました。
書き始めたのが、昨年( 2006年 )の春頃でしたから
1年半かかったことになります。

その間いろいろありましたが、それは後にして、、、
そもそもこの本の目的
「 天満さんのような “ 素粒子・宇宙大好きな一般の方 ” に
ILCを分かりやすく紹介する 」
ことは、どのくらい達成できたのでしょう?
天満さんに聞きたいところですが、
天満さんは、もう普通の素粒子・宇宙ファンの域ではないでしょうか?!?!

高橋徹より

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2007年10月09日

Re:物理屋往復書簡 一周年記念

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みなさま

そうです。
一周年の日、高橋先生のエントリーが
ちょうど「 100個目 」でした。
実際にやり取りが始まったのは、1 年 10 ヶ月も前でしたから
よくがんばったなあ、と感慨深いものがありました。

私にとって大変だったのは、文字だけでコミュニケーションを
はかるということです。

先生方は、E メール歴 20 年以上のキャリアをお持ちですから
メールだけのやりとりでも特に問題がない?ようです。
ですが、私はもともと身体芸術のバレエが好きで
五感をできるだけ使いたい性質ですから、
パソコンの画面に浮かぶ文字だけを見て、感覚を研ぎ澄ますのは、
努力の要ることでした。(これだけは、今でも慣れないのです。)

例えば、「 面白い 」と書かれると、顔の表情や、雰囲気、
また声の抑揚などがわかりませんので、funny なのか、
interesting か、それとも exciting の意味なのか
自分で推察するしかありません。

真面目に書いているのに、「 面白い 」とコメントされると
興味深いという意味には取れず、笑われているような気がして、
ずいぶんと冷たい返事になったこともありましたね。(苦笑)
言葉の選び方というのは、大変難しいです。

あまり気負わず、かと言って、くだけ過ぎず、
ほどよく続けられるとよいですね。

天満ふさこより

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2007年10月03日

物理屋往復書簡 一周年記念

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皆様

物理屋往復書簡が始まって、今日でちょうど1年になります。
なんとかとぎれずに続いてきましたね。

この1年、どんなことを話してきたのだろう?
と思って、以前のページを見ようと思ったのですが
思いの外、量が貯まっていて
全部読み返すのはやめにしました。

でも最近は、日常の出来事やニュース等を元にした話題が
多くなってきているような気がしています。
まあ、いつもILCや素粒子物理の話ばかりしていても
息切れしそうですけど。

でも、せっかくの “ 物理屋往復書簡 ” です。
これからも楽しい物理の話題を続けていきましょう。

高橋徹より

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