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2007年08月02日

Re:続「星座」になった人

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みなさま

大森先生、ありがとうございます。
「 鎌倉ものがたり 」を 2 冊買って読みました。
ミステリー作家の一色先生の活躍、面白いですね。

ですが、「 星座 」を探しているときは、
ちっともほのぼのしていませんでした。( 苦笑 )
早く見つけなければ、捨てられてしまうかも知れない…。
毎日崖っぷち。
無念の死を遂げた人の想いを受け止めるというのは、大変なことでした。
でも、そんな中でもうれしいことがあったのです。

「 海外でも芥川文学の評価は高い 」
と本文で書いていたら、
「 例えば、どのように? 」
と編集長の矢代さんからコメントがきました。
そこでJay Rubin氏( ハーバード大学名誉教授 )が、
PENGUIN CLASSICS から出された
" Rashomom and Seventeen Other Stories " のことをあげました。
" THE BABY’S SICKNESS " には、
" Taka " こと、多加志さんも載っていますよ、って。
すると、「 この本は、春に我が社から出ることになっています 」
と言われました。
ええーっ、またつながっている!?!?

その本は、世界のハルキこと、村上春樹氏が序文を書いて
おられたことでも有名でした
『 芥川龍之介短篇集 』 ジェイ・ルービン編 ( 新潮社 )
http://www.shinchosha.co.jp/book/304871/
そして、芥川龍之介没後八十年を記念して、
私の本も同じ日に発売してくださることになったのです。

えっ、あのジェイ・ルービン先生と、それから世界のハルキと
ほんの一瞬でも一緒にお仕事ができる!!!
驚くようなセレンディピティー( 幸福な偶然 )でしょう。

(あのぅ、村上春樹氏ってご存知でしょうか?
フランツ・カフカ賞や、フランク・オコナー国際短編賞も
受賞され、次はノーベル賞では…と期待されているんです。)

その本には、村上春樹氏の 18 頁にもわたる Introduction が
載っているのですが、知らない単語がたくさんあって、
最初から最後まで辞書と首っ引きでした。
"The Makioka Sisters " ( 「 細雪 」谷崎潤一郎 )
" A Spinning Gear "( 「 歯車 」芥川龍之介 )
英訳するとこうなんですね。
( あとで知ったのですが、この Introduction は、
ルービン先生の英訳だったそうです。
どうりで、こなれた、パーフェクトな英語だったわけです。笑 )

本屋さんに、私の本とルービン先生の本が並んで置いてありました。
ルービン先生の表紙は、蜘蛛の糸をつたって下りてきている( 登っている? )
クモを、猫が立ち上がって捕まえようとしています。
この 2 冊を見ていると、私には多加志さんとお父さんである芥川龍之介が
仲良く並んでいるような気がして、ジーンとしてしまったのでした。

> 昔の方が科学と文学の関係が近かったのだと思います。

夏休みには、数式だけでなく、ぜひ美しい日本語にもふれていただきたく…。

天満ふさこより

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