rssフィード


Movable Type 3.2-ja-2



2007年05月04日

小柴先生講演会

line

岩田様、天満様

先日お話した小柴先生の講演会の話です。
天満さんは来られていたので、内容はご存じなのですが、
ちょっと裏話も、、、

この講演会は宇部市の青年会議所の企画で、
老若男女 300 名近くの参加者がありました。
それだけでなく、山口大学の偉い方々も来場されていて
何事かと思ったら、地元の代議士の方が来られていました。
それで納得。

ところで、参加者は小学校低学年から初老の方までだったので、
小柴先生も話題の選択に困られたようです。
物理学の話はほとんどなく、平成基礎科学財団の設立顛末記が
ほとんどでしたね。

講演会の後、私も手伝って霧箱の実験などをやりました。
私は、掃除機で空気中のラドンを集めたのですが、
実は持って行った霧箱が上手く働かずに
ラドンからのアルファ線を見ることはできませんでした。
それで万事休すか、というとそうでもなかったんです。

霧箱は、失敗することがあると考えていたので、
「 はかるくんⅡ 」というベータ線やガンマ線の簡易測定器を
持って行っていました。
それのおかげで、ラドン( の崩壊物質が出す )ベータ線を測ることができたので、
空気中のチリの中にラドンが入っていることを
見てもらうことができました。
それと、食品中のカリウムからのベータ線を見てもらうために、
昆布と低ナトリウム塩( 塩化ナトリウムの代わりに塩化カリウムを使っている )に
測定器を当てて、何もない時よりも多いことを確かめてもらう
ことができました。

この「 はかるくんⅡ 」を持って行くことは、水曜日に思いついて、
急遽これを貸し出している「 科学技術振興財団 」にファックスを送って
金曜日に受け取って、土曜日に予習をして、日曜日に本番でした。
これを持っていなかったら、どうなっていたでしょうね。
あ~~よかった。

ところで、このほかにも液体窒素を使った実験を行ったのですが、
今回参加した、高エネルギー物理屋の中には液体窒素を使った
実験に詳しい人はいなかったのです。
それを知って、急遽広島大学の低温物理学の先生
( この方は、高校などでよく演示実験をやっている )に
「 小柴先生の顔が見られるよ 」といって来てもらったのです。
( 実際は、火曜日にいきなり部屋を訪ねて、「 今度の日曜日は空いている? 」
と聞いたのですが )
この方の周りは、人だかりでしたね。
本人も小柴先生の名刺をもらったので、自慢できるとおっしゃっていました。

ということで、なんとか上手くいったと思うのですが、
天満さんのご感想はいかがでしたか?

高橋徹 より

line

このエントリーのトラックバックURL:
http://linear-collider.org/mt/mt-tb.cgi/66