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2007年04月10日

ミクロの世界とマクロの世界

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みなさま

2 月 24 日に、日本科学未来館で
山下了先生の講演を拝聴してきました。
ILC の HP でもおなじみ?(笑)の先生ですね。

会場は、ほぼ満員。
「 素粒子・今昔物語 」というテーマで、
1 時間以上にわたり、熱心にお話してくださいました。

素粒子物理学の歴史から、去年のノーベル物理学賞の、宇宙背景放射の話題
LHC や ILC …… 最新の素粒子像まで盛りだくさんでした。
終了後も、質問が終わらなくて大変!!!私ももっと、聴きたかったです。

山下先生も CERN に 6 年間も行っていらしたとかで、
今は学生さんたちと ATLAS という粒子測定器の研究にも
携わっておられるそうです。
ATLAS は、7 階建てのビルの大きさほどもあるとか…。(びっくり!)
CERN の LHC は、山手線とほぼ同じ大きさだそうですし、
日本に作れたらいいね、と言っているリニアコライダーは
全長が 40 ~ 50 km になるとも伺っています。

物質の最小の単位である素粒子を調べるのに、
ずいぶんと大きな装置が必要なのですね。
ですが、こういう話をすると、
そこまでして、そんな目に見えない小さなものを調べて、何になるんだ、
とか言われそうなんですけれど…。(苦笑)

去年、 KEK を見学させてもらったときに
「 粒子検出器 」というのを見せていただきました。
もちろん、運転中の粒子検出器には、誰も近寄れませんから、
正確に言うと、割合に近いところで、ディスプレイを見せてもらったのです。

まず、粒子検出器という巨大なデジカメが、
粒子の情報を捕えてコンピューターに送り込みます。
それをコンピューターが、位置と時刻であらわし、
粒子の飛跡が、点から線へと再構成されて
ディスプレイ上に、エネルギーと方向が、
描き出されているのだそうです。
(いただいたパンフレット『素粒子が解き明かす万物創生の謎』
に書いてありました。)

ミクロの世界の素粒子と、マクロの世界の検出器。
素粒子の奇妙なふるまいが、周りのものに影響をおよぼしているから
マクロの世界の検出器に反応が出ているということでしょう???
これは、ミクロの世界とマクロの世界は、「 ちゃんとつながっている 」と
いうことですよね。

「 ぼくらはみんな粒である 」( Each of us made of particle. )

未来館 5 階の、加速器のブースの壁に書いてあった言葉です。
私は、これが大変気に入っています。

私たちを形作っている、一番小さな物質である素粒子のことを知ることは、
私たち自身の成り立ちの起源を知ることにもなりますよね。

天満ふさこより

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