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2007年01月13日

Klein-Nishinaの公式と、血管造影の意外な関係

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みなさま

いま、心臓血管造影をどうやっているかご存じでしょうか。

血液は、そのままでは X 線写真に写らないので、
手首などから、カテーテルという管を冠状動脈の入り口まで通して、
その先から造影剤をピュッと入れます。
そうしたら、造影剤をいれたあと数秒間は
X 線写真で血液の流れをみることができます。

今の技術では、心臓の入り口まで通した管から
直接造影剤を入れて、濃い造影剤を流さないと
X 線写真に写らないのです。

手首からカテーテルをいれるのは、結構大変ですよね。
昔は、足の付け根からいれていました。
その方が太い血管を通って心臓までいけるからです。

手首からでも、できるようになったのですが、
それでも、" カテーテル治療 " というのは手術に準ずる施術です。
心電図などで、他になにか兆候が現れてかでないと行わないし、
" インフォームドコンセント " が重要視されている現状では、
心筋梗塞などでヒーヒー行っている患者に
カテーテルの危険性とか何とかを説明して、
承諾書にサインさせるんです。

ちょっと話がそれましたが、
さっき言った血管造影に最適な 30 keV の X 線を使うと
感度をとても上げることができて、
造影剤を静脈注射でいれれば、済むようになります。
これは、大げさでなく「天の助け」です。

高橋徹より

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