物理学者と素粒子好きのみなさんとの、ILC(リニアコライダー)にまつわる対話集。
好奇心のおもむくまま話はいろいろなことろに、飛んでいきます! はてさて、素粒子物理研究の一端をここで垣間見る見ることはできるのでしょうか?
▼はじめのごあいさつ
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広島大学准教授。スタンフォード線形加速器センターへて、広島大学へ。リニアコライダーでは「レーザーと電子ビーム」をキーワードに光子光子衝突や偏極陽電子源の開発を行っている。小学校のときは剣道場へ通い、中学・高校ではサッカー部だった。今でも週2回のスポーツジム通いは欠かさない。
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バレエ評論家。第4回・5回日本ダンス評論賞入賞。好きなものはバレエと猫。著書に『「星座」になった人 芥川龍之介次男・多加志の青春』(新潮社)がある。
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高エネルギー物理学実験を楽しんできたが、1年半前に KEKを定年退職して現在は名誉教授に。05年には木原元央氏と共著にて『リニアコライダー 素粒子の謎に挑む最強の加速器』(技術経済研究所)を刊行。
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カリフォルニア工科大学大学院に留学し、スタンフォード線形加速器センター、フェルミ研究所等で素粒子実験に携わる。ハーバード大学准教授、ハワイ大学教授を経て現在東北大学教授。ILCの物理と実験に関する国際組織のアジア代表を務めている。趣味は茶道、ピアノ、インラインスケートなど。
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2006年10月28日
高橋先生
TRISTANの記事を見ていて、
これを命名した方は相当なワグネリアンではなかったか、と感じました。
ワーグナーの代表作は、何と言っても
「ニーベルングの指輪(Der Ring des Nibelungen)」でしょう。
TRISTANを真上から見ると、巨大なリングに見えます。
「ニーベルングの指輪」は、通称“Ring ”と呼ばれます。
オペラでは4日間の通し、バレエでも4時間を超える超大作です。
それで、加速器を見て、
「Ring… ワーグナー… トリスタン」なんてことを考えていました。
ですが、「ワルキューレの騎行」で、起こされなくてよかったですね。
あの音楽で起こされると、体が"戦闘モード"になってしまいます。
高橋先生がTRISTAINに関わっていらしたということを
伺ってそんなことも考えてしまいました。
また、余計なことを書いてしまいましたが、お許しを!
天満ふさこより
2006年10月26日
高橋先生
届いた Newtonを読みふけっていました。
トリスタンの特集は、20ページもあります。
ワーグナーで、たたき起こされるのは、かないませんね。
しかし、ヴィーナス、トパーズとは、またお洒落な名前です。
この本には実験エリアが「富士」「日光」「筑波」「大穂」と
日本の地名になっています。面白い。
小柴先生のことは、大マゼラン星雲の超新星爆発のときから、
ずっとマーク(笑)していました。Newtonで大々的に書かれていたので。
カミオカンデに行ってみたかった。超純水って、どんな味がするのでしょう。
戸塚先生は、ノーベル賞まだなんでしょうか。
以前、スーパーカミオカンデの光電子増倍管のかなりが、
壊れて大変なことになったとき、すぐに声明を出して、
全国の学生・院生に呼びかけたでしょ。
あのときは、「すごいなぁ!」と思いました。
あの行動と求心力は、見事!としか言い様がありません。
正直言って、現場は酷い状況だったはずですが、
あの事態の打開の仕方には胸を打たれました。
爽やかで、カリスマ性すらありました。
話は飛びますが
ブライアン・グリーンは凄いですね。
フェルミ国立加速器研究所の戦略が周到と申しますか、
去年、「超ひも理論」の番組をやっていて驚きました。
『エレガントな宇宙』を読んだときは、
抽象的で理解できませんでしたが、
視覚的に見せられると、なるほど!と少しは思えるのです。
それから一週間くらいは、周囲が何でも「ひも」に見えて困りました。
米国の世論が、CERNを越える加速器を
支持してくれたかどうかはわかりませんが。
ILCのサイトも一般の人に解り易く伝えるために、
視覚的な工夫をして、専門用語を使い過ぎない平易な文章にすることが必要ですね。
そうだ、色で思い出した。
「量子色力学」とかいうのがありましたよね。
グルーオンが色状態を変化させるとか? いろいろなことをするんですね。
なんか素粒子のふるまいって、面白いです。
天満ふさこより
2006年10月24日
天満さま
天満さんのご覧になった八角形というのは、
トリスタンの測定器の一つである、
トパーズ測定器を横からみた形だと思います。
ちなみに、他の二つは立方体でした。
トパーズの見た目が良かったためでしょうか。
映画、「首都消失」にも登場しました。
そのロケの時はトパーズ測定器の回りを
白衣を着た俳優さんが歩き回っていました。
実際の高エネルギー物理屋が測定器の回りで作業をするときは、
ジーンズにトレーナかTシャツ姿にヘルメットをかぶっています。
白衣で測定器の回りを歩くことはありません。
この辺も一般の方々のイメージとは大きく異なる部分でしょうね。
その後、トパーズは仮面ライダーにも登場しました。
こちらは、雑誌のみでした。
> TRISTANという命名は、相当なこじ付けですね。
> 知りませんでした。 び っ く り。
> クォークの命名の仕方は、いい加減ですね(笑)。
トリスタン実験が開始されて(1986年か87年ことから)、
最初の反応が測定器で観測された日には、
トリスタンのイゾルデが高エネルギー研の所内に鳴り響いたということです。
その準備のため、実験開始前夜は技術担当の職員が徹夜で準備し、
また実験準備などで疲れて宿舎で寝ていた大学院生は、
その音でたたき起こされた、という逸話が残っています。
最初の反応を観測したのは、ヴィーナスという測定器で
私がかかわっていたのもの(トパーズと言います)ではなかったので、
トリスタンとイゾルデでたたき起こされるという目には
私はあうことはありませんでした。
NHKのシリーズは私も1−2回見ました。
私は話の内容よりも番組としての見栄えの方が気になったのを覚えています。
テレビなどで話すというのは、研究とは別の訓練が必要だと感じたのですが、
いかがでしたか?
高橋徹より
2006年10月22日
高橋先生
ひとつ前の話題となりますが
高橋先生が、トリスタンに関わっておられたことは、
まったく存じませんでした。サイトを見落としていましたか。
私が、加速器というものを知るきっかけになった
「名前」をどうしても思い出したかったのです。
実は、先月からずっと考えていました。
2002年6月号のNewtonをインターネットで探していたら、
偶然表紙に見覚えがあったNewtonを見つけました。
八角形… 1985年9月号「トリスタン」が表紙です。
早速、取り寄せました。今、見てもすごくカッコイイ!
TRISTANという命名は、相当なこじ付けですね。
知りませんでした。 び っ く り。
クォークの命名の仕方は、いい加減ですね(笑)。
「ユリシーズ」で有名な、
ジェームス・ジョイスの「フィネガンズ・ウェイク」は
昔、早々に読むのをあきらめた本の一冊です。
柳瀬尚樹氏の新訳が出たそうですから
またいつか挑戦してみたいと思っています。
Newtonを読んでいたといっても、
私の興味をひいたのは宇宙と素粒子の話くらいで、
あとの恐竜とか、バイオとかはパラパラとめくる程度でした。
10年ほど前に「素粒子の世界」という番組を
NHKテレビの講座でやっていました。
こういうのをやってくださると、世間の関心が高くなって、
リニアコライダーの建設にも理解を得やすくなるのでしょうに!
天満ふさこより
2006年10月20日
天満さま
宇宙背景放射で思い出しました。
先日高校生に、
「宇宙背景放射は宇宙が生まれてから
約30万年後の痕跡を残しているのだけど、
それより前は宇宙を観測するという方法では見えないのだよ。
だから、加速器で創りだしてしらべるのだよ」
と話をしていたら、となりにいた宇宙論の方が
「重力波ならば見えるよ」
と言ってきました。
もちろん重力波を測定すること自体がまだできていないのですが、
重力波観測は多くの人がチャレンジしています。
そういえば、ILC国際設計チームの長も
重力波観測計画のリーダーでした。
もしこれができると、インフレーションとか
重力と他の力がわかれたころの情報をもっていると
考えられているようです。これはこれでおもしろいですね。
それから、宇宙背景ニュートリノを観測することができると
宇宙誕生の1秒後の様子をみることができると言われています。
小柴先生の本にもこの話はでてきますが、
測定はとっても難しいです。重力波の方が現実的かな…?
高橋徹より
2006年10月18日
岩田先生 髙橋先生
ノーベル賞についての
エピソードをどうもありがとうございました。
今年も、日本にはスウェーデン王立科学アカデミーから、
電話が掛かってこなかったようです。
岩田先生にとっては、非常に感慨深い受賞でしたね。
http://nobelprize.org/nobel_prizes/physics/laureates/2006/
英文のHPを見ましたが、
まず、cosmic microwave background radiation
(宇宙背景放射)という日本語が浮かびませんでした。
世の中、知らない事だらけで困ります…!
そういえば
ノーベル賞には、数学賞がありませんね。
これには、いろいろな説があるそうです。
ノーベル賞を創設した科学者ノーベルの恋した女性は、
ソーニャ・コワレフスカヤという数学者だそうです。
おまけに美人(笑)!
ですが、恋のライバルのミッタク・レフラーは
優秀な数学者で、数学部門を創設したら、彼が賞を獲っちゃう。
それで、数学賞を作らなかったとか、なんとか(笑)。
というのを、藤原正彦先生の本で読みました。
ミッタク・レフラーが、物理学者じゃなくてよかったですよね?
天満ふさこより
2006年10月17日
天満さま
話はそれますが、
やっぱり、この時期はこの話題ですよね!
今年の物理学賞はCOBE(Cosmic Background Explorer)による
宇宙背景放射の観測でした。
宇宙背景放射は、ビッグバンの約30万年後の
宇宙の痕跡を現代に伝えてくれるのですが、
COBEは、そのころの宇宙が完全に一様ではなく、
わずかながら不均一だったことを発見したんです。
でも、最近話題をさらっているのは、
COBEの10年程後に精密測定をした
WMAP(Wilkinson Microwave Anisotropy Probe)です。
WMAPは第2ラグランジュポイントにおかれています。
某アニメではジオン公国のあるサイド2です。
最近の高校生にはこれも通じなくなってきましたが…(笑)。
宇宙物理+素粒子物理で宇宙創生の謎を探るというのが、
本当に現実味を帯びたのは、WMAP以後だと思います。
これをみて
COBE <-> 陽子加速器sppsによるWZボゾンの発見
WMAP <-> 電子陽電子加速器LEPによるZボゾンの性質精密測定
という対応を感じました。
LEPのZボゾンの精密測定は
21世紀の素粒子物理に大きな指針をもたらしました。
ILC もそれに乗っていると言えると思います。
sppsはすぐに(LEPの前)にノーベル賞が与えられたのですが、
もしLEPの後だったら物議をかもしたかもしれませんね。
COBEにノーベル賞をあげるならば、WMAPの前にしてほしかったな。
高橋徹より
※ゆくゆくこの往復書簡のメンバーに
なっていただく予定の岩田正義先生にも
以下のようなコメントいただきましたのでお伝えしますね!
衛星COBEの成果が公表された直後、
テキサスでの高エネルギー物理学国際会議で
スムートさんの特別講演がありました。
わかりにくい英語、超満員、大喝采といった点が印象に残っています。
かなり経ってから、当人の研究歴を振り返った本を読みました。
記憶が正しければ、最初は泡箱写真解析、
そして空からの反陽子探索に従事。
後者では、気球がブラジルまで飛んで漁船にひっかかったとか、
気球の変わりに空軍の飛行機(特にU2)をつかわせてもらったとか…
そして宇宙背景輻射の精密測定計画を立案。
理由は覚えていませんが、打ち上げ計画は何回も延期され、
準備期間が10年を越える計画になってしまいました。
しかし諦めずに機器の改良を進め、やっとこさ打ち上がったのです。 これを読んだとき、課題の重要性を深く理解し、
外的条件による大幅な遅延にもめげずに
準備研究を継続した研究者、そしてなかなか成果に到達しそうも無い
プロジェクトを支え続けた研究所(LBL)の両方が偉いと思いました。
もうその本は処分してしまったし、タイトルさえ覚えていませんが、
ノーベル賞をきっかけに、なつかしく思い出しました。
岩田正義より
2006年10月13日
天満さま
トリスタンを思い出されたとのこと。
以前に言ったことがあるかもしれませんが、
私はこの実験で学位を取得しました。
その後 SLACへ言ったわけです。
ですので、トリスタンには
その建設期から深く関わっています(大学院学生としてですが)。
ご存じかもしれませんが、トリスタンという名前について少し…
トリスタンという名前は、、まさに
ワーグナーの歌劇「トリスタンとイゾルデ」をふまえています。
この歌劇(正確にはこれのもとなった「フィネガンのウエイク」かな?)の中に、
鳥がクォーク、クォーク、クォークと3回鳴くという場面があるそうです。
当時、陽子や中性子の内部構造として提唱されていたものは
3種類必要であると考えられていたので、そのモデルの提唱者の一人、
ゲルマンが3回というのひっかけてクォークと名付けたということです。
よくあるように、トリスタン(TRISTAN)という名称に
無理矢理に意味をつけてもいます。
いちおうTRISTANは
Transposable Ring Intersecting Storage Accelerator in Nippon
日本おける転用可能な衝突型円形蓄積加速器の略ということになっています。
「転用可能」というのは当時はあまり意味は無かったのですが、
世界最高エネルギーの加速器としての使命を果たした後、
現在はBfactoryのリングとして活躍しています。
これは転用というより、発展ですが、
あながち意味のない言葉でもなかったようです。
高橋徹より
2006年10月08日
高橋先生
私は、実はNewton の読者でした。
卒論では、寺田寅彦をとりました。
もう亡くなられた編集長の竹内均先生が、
寅彦の「茶碗の湯」を読んで物理学者になろう、と志された
ということを知り、National Geographicのような雑誌を
日本でも創りたいという趣旨に賛同したからでした。
それで、数年間、購読していました。
そのため、浅薄な知識ですが単語くらいは頭の片隅に残っているのです。
先生の略歴を拝見して、ちょっと驚きました。
初めてアメリカに行った時、友達の叔母様が、
スタンフォード大学へ案内してくださったのです。
私はSLAC(Stanford Linear Accelerator Center)のことを本で読んで、
世界にはこんな大きな実験装置があるのだ、と驚いておりましたので、
全長が3キロもある線形加速器というものを見たいと言い出しました。
ですが、叔母様にはエエッ!?!?というような顔をされました。
どうも、私が興味を持つものに、他の人は興味を示してくれないようです。
より大きな実験施設となるCERNはまだ建設中で、
ちょうど、トリスタンという加速器が話題になった頃だったと思います。
(先月からこの名前を思い出せず困りましたが、
オペラに同じ名前があったのでやっと… 思い出しました。
「トリスタンとイゾルデ(by ワーグナー)」!
結局、スタンフォード大では、
ステンドグラスのある美しい教会や、きれいな構内を案内してもらって、
売店で大学名の入ったシャープペンシルを買って帰りました。
当時、日本ではUCLAが全盛で、トレーナーのロゴにもなっていたりしたので、
これ何?という顔をされましたが(笑)。
電話で尋ねたら、ニュートンエクスプレス社は、
バックナンバーを2年間しか保存しないそうです。
2002年6月号が、手に入るかどうかはわかりませんが、
きっと1冊くらいは見つかるでしょう。
天満ふさこより
2006年10月06日
天満さま
ご協力いただけるとのこと、感謝です。
いろいろな方の視点からの記事をお願いできたら良いなと思っています。
リニアコライダーをよく調べた上での記事も歓迎ですし、
そうでなくて、執筆者のかたの夢や希望(憶測?)が
前面にでたものでも好ましいと考えています。
参考文献については今すぐには思いつきませんが、
最近(といっても1〜2年くらい経っているかも)
ニュートンに東大の森俊則さんが監修された特集があったと思います。
詳しいことが分かったら連絡します。それとも、もうご存じでしょうか。
高橋徹より
2006年10月05日
高橋先生
おはようございます。
すみません、返事が遅くなりました。
リニアコライダーですね!
物理学者の夢ですよね。
駒宮先生の名前を初めて拝見したのは
2003年10月19日のSundayNikkei
「素粒子理論新たな飛躍?」Bファクトリーの記事でした。
(印象が強い記事でしたのでたまたま手許に残しているのです)
私でよければ出来る限りのことはいたします。
ですが、勉強もものすごくしなければ!
これだけのプロジェクトを始動させようというのですから
私が自分の感性や夢だけに頼って書いてしまうと
危険なことは充分承知しているつもりです。
これから自分自身きちんと勉強しなおしたいです。
参考になる図書などがございましたらお教えください。
P.S.
メールの記録を見ていたら
2003年2月12日に元家庭教師の先生宛に
私が打ったメールでもリニアコライダーが登場していました。
リニアコライダーについての新聞の記事に興奮して
コピペして伝えているといった内容です。
3年近くも前から私の中では
かなり盛り上がっていたみたいです(笑)。
天満ふさこより
2006年10月04日
天満さま
今日はお願いがあってご連絡差し上げました。
私たちは将来計画として線形加速器をつかった実験を提案しています。
先日の講演会で駒宮氏が話した内容です。
この計画を広くつたえるために
http://linear-collider.org/
というサイトもできています。
研究機関などから独立した自由な立ち位置のILC計画応援サイトで
どんどん中身を充実させていかなければいけない段階とのこと。
であれば、私も何かコンテンツを…と考え
すぐに、天満さんのことが頭に浮かんだのです。
内容はなんでも良いと思いますが
天満さんの、素粒子や宇宙への想い、
いろいろな講演会などを聞かれた感想、
私たちの取り組みについての感想・ご意見、
天満さんの中でのバレエと物理とのつながり、
などなど、お聞かせいただけませんでしょうか?
ご検討いただけますか?
高橋徹より
2006年10月03日
こんにちは。高橋です。
この「物理屋往復書簡」は、
ILC(国際リニアコライダー)計画のことを
多くの人に知ってもらいたい、そんな活動の中で生まれました。
広島大学での公開講座を受講していた天満さんに、
ILCのWEBサイトに原稿を寄せてほしい、と頼んだところから
ことは進んでいきました。
記事を書くために素粒子物理のことや
ILCのことをもっと知りたいという天満さん。
そのために私とメールのやりとりをするようになりました。
いよいよ、
コンテンツについて考えようかという段階になって
私たちは、たまったメールを読み返してみました。
すると、原稿を新たに作るより、このメールのやりとりを
公開したほうが面白いのでは!? という考えが浮かんできました。
カッコよく言うと、専門家と一般市民の対話…
いわゆるパブリックアウトリーチ! の、はずなのですが、
話は物理のことだけでなく、あちこちに飛んでいきますので
気長にお付き合いいただければ、うれしいです(笑)。
はじめはふたりの対話ではじまりますが、
元高エネルギー加速器研究機構
素粒子原子核研究所副所長の岩田正義先生までも
巻き込んいくことになりそうですのでお楽しみに。
巻き込む人は、もっと増えるかも知れません。
さてさて、いったいどんな
往復書簡となるのでしょうか…!
高橋徹より
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